バクティヨガを提唱されていたマザーテレサの言葉
マザーテレサはバクティヨガ(ポーズのヨガでなく、愛、信仰、献身の行動のヨガ)を提唱されていたので、ヨギーニ達はご存知の方も多いと思いますが✨✨
マザーテレサの有名な沢山の言葉の中の一つの一説…
「あなたの中の最良のものを世に与えつづけなさい。けり返されるかもしれません。気にすることなく、与えつづけなさい」…。
この言葉を教えてくれたのは、母が亡くなって1ヶ月後くらいのヨガTTの授業で、大大好きな尊敬する先生から。
昨日まで普通に元気だった母を突然亡くし、私は悲しみのどん底でしたが、葬儀の次の日にヨガのレッスンに復帰していました。
気丈だったわけではありません。逆です。
レッスン前後でも泣き続けていた私ですが、立ち止まるわけにはいかない…と強く思っていました。
もっと深い悲しみのどん底にいる人がいたからです。
今まで見た事もないくらい小さく、生きる力を失い、全てを拒否してしまいそうになっていた父。
そんな時にもらったこの言葉。涙が止まらず、その後何年も大切にしていた言葉です。
2011年のヨギーニ雑誌に連載していた吉川めいさんのエッセイでもこの言葉が引用されています。
「私らしさ」とはいつも現在進行中である…と。1日1分ずつ自分のベストを尽くす。「今」においての自分の最善を尽くしていたら、足りないものは何もなく、感謝しかない…と。吉川めいさんのエッセイ、考えた方、感性も好きでずっとエッセイは欠かさず読んでいました✨✨
もしかしたら当時の私は悲しみでトゲトゲしていて、最良のものは大した事なかったかもしれない。
でも私自身は変わり続けているもので、「今」の最善を尽くしていたら、あの時も今も周りの人の優しさに感謝ばかりだなぁとしみじみ思うのでした。
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